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護衛艦「いずも」は、護衛能力のない被護衛艦 [自衛隊]

文民統制の放棄!なぜ「空母」が生まれたか
護衛艦「いずも」は、護衛能力のない被護衛艦

 海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が3月25日に就役した。
だが、全通甲板を持って多数のヘリコプターの運用が可能で、
艦砲、対艦ミサイル、対空ミサイルを持っていない事実上の
ヘリ空母(航空母艦)、あるいは揚陸艦などを兼ねた多目的空母と
諸外国では称される艦を護衛艦=駆逐艦と称することに問題はないか。

引用元:MSN
東洋経済オンライン
http://bit.ly/1aiFioU




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先日、就役した護衛艦「いずも」について、こんな記事が出てました。

正直に言いますと読む価値がない記事です。

そもそも「いずも」は艦隊行動をするのが前提。特に攻撃能力は必要としない。
その艦隊行動での役割は対潜哨戒を専門とする艦です。

護衛艦と言わせる為だけにソナーを装備とか天下り確保の為にメーカーのNECに発注したとか・・・
護衛艦=駆逐艦って誰が決めたんでしょうか?
空母への換装の話もそうですが、商船が軽空母として改装された歴史だってあるわけで
どんな艦船でも航空母艦として機能を持たせる事が出来ます。

装備について
対空防御は簡素なSeaRAM(最大射程9.6km)とファランクスCIWSを搭載する。
SeaRAMはRIM-116 RAMの11連装発射機を組み込んだ近接防空ミサイル・システムである。
これにより対艦ミサイルへの近接防御はひゅうが型より優れている。

対潜戦
艦隊行動での運用ですので自らアクティブ対潜戦を展開する必要性は低い。
最低限の対潜探知能力と対魚雷防御能力を有すれば良いと判断された。

対潜ミサイルや魚雷発射管を持たない代わりに対魚雷用に投射型静止式
ジャマー・自走式デコイが搭載される。

記事では他の護衛艦同様の「曳航ソナー」を装備すべきと力説してますが
アーレイ・バーク級フライトIIAは同型艦と違いヘリ2機を搭載してます。
この艦の運用は沿岸海域での戦闘を重視しておりヘリコプター運用設備
の兼ね合いから曳航ソナーは装備してません。

艦載ヘリによりソナーと魚雷を搭載しての対潜哨戒のほか、軽輸送や救難など、多用途に用いられる。
イージスシステムにより、リンクされた戦術データを元に迎撃する。

そんなイージスシステムを搭載した艦と艦隊行動するわけだし必要がないよね。
そもそも沿岸海域での作戦なら陸から空自の航空機を出した方がコスト的にも良いわけで・・

そんなに「いずも」は空母だから文民統制の放棄!って良く記事にしたなと思います。

単艦で運用する事になるとしたら、東日本大震災なみの災害時に分断された陸路からの輸送が
困難な時などに海上からの物資や人員輸送・病院船としての支援じゃないでしょうか。

起こってほしくないですけど、南海トラフ地震で巨大津波とか言われてますかね。




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