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【艦これ】初期艦の駆逐艦「吹雪」の歴史【艦歴】 [歴史]

艦これでの「吹雪」は開始時に選べる初期艦娘(吹雪、叢雲、漣、電、五月雨)の内の一人で
なおかつ着任したばかりの提督が始めて目にする艦むすですw

その吹雪ですが、ゲーム開発段階で没になりましたが主人公とした企画があり
そのことが台詞ないに入っていたりしていますw

そして2015冬アニメでは悲願の主役となっております。

fubuki.jpg


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また、良くネタとしても扱われており、Googleの画像検索ではとうとうあの吹雪(ブリザード)を抑え
艦むすの吹雪が出てきた事でもネットで話題になりましたw

では、実際の日本帝国海軍としての「駆逐艦 吹雪」はどうでしょうか?

吹雪(ふぶき)は、大日本帝国海軍の一等駆逐艦。
当時、ワシントン条約制限下で設計された、世界中を驚愕させたクラスを超えた特型駆逐艦のネームシップであり、雪級の一番艦です。

しかし、吹雪の名は二隻目であり(春雨型6番艦駆逐艦、大正15年5月に売却後解体処分)
同年大正15年6月19日に起工、昭和3年8月10日に竣工した。
建造中は「第三十五号駆逐艦」という名称で、竣工直前の昭和3年8月1日に「吹雪」改称された。

竣工後は、吹雪型初期姉妹艦(吹雪、白雪、初雪、深雪)ともに第11駆逐隊を編制
太平洋戦争開戦まで主に中国方面にて活躍。同隊駆逐隊司令を務めたのは、
あの真珠湾攻撃で指揮をとる事になる「南雲忠一大佐」である。

そもそも「特型駆逐艦」ってなんなの?と言いますと

ワシントン条約により、戦艦を始め大型艦の建造制限を受けた日本海軍が、
条約の制限を受けない補助艦艇の整備を強化する方針を打ち出し計画・建造された
新型駆逐艦である。建造期間が長いこともあり、いくつかの種類でこれを大きく分類すると
こんな感じです。

吹雪型(I型)
浦波(I型改)
綾波型(II型)
暁型(III型)
吹雪型の次級である初春型駆逐艦も特型駆逐艦とする資料もあります。

ワシントン条約の制限に巡洋艦の建造制限(排水量10000t以下・搭載砲は重巡で8インチ、軽巡で6.1インチ以下)に制限を受けて軽巡洋艦以下の受けない艦の整備・強化で日本海軍は活路を見いだしている。

排水量に対し重武装(砲塔式12.7cm連装砲3基と61センチ3連装魚雷発射管を中心に配備し9本の予備魚雷も搭載した)で段式の甲板や凌波性能を追求した船形による良好な航海性能・艦橋を露天式から密閉式にした事で居住性に列強諸国が驚いたのも無理がないです。

吹雪型(I型)
・大正12年度計画で建造された初期型10隻で12.7cm連装砲採用。
 日米開戦時には既に旧式艦と見なされていた本型は酸素魚雷こそ装備してませんが
 水雷戦隊の主力や、空母護衛、輸送船団護衛として活躍し終戦時に残った艦は2艦です。
 (綾波型の「潮」と暁型の「響」)

サボ島沖海戦
21時43分にサボ島方向に艦影を認め、これを敵艦隊なのか城島輸送隊なのか?
六戦隊司令部が迷っている間に、艦影(米艦隊)は砲撃を開始。
初弾で旗艦「青葉」艦橋に直撃、五藤司令官に致命傷を与えた他、通信装置を破壊し
艦橋へ上がるラッタルも吹き飛ばされ、そこにいた副長を含む乗組員は全員戦死した。

駆逐艦「吹雪」は敵味方識別の為、距離1500まで接近したため
重巡「サンフランシスコ」から照射を受け、米艦隊の集中砲火を浴び
2153弾薬庫爆発により轟沈した。

以後、『吹雪型駆逐艦』は『白雪型駆逐艦』と改定されたが、翌年白雪が沈没すると
白雪型は『初雪型駆逐艦』と改められている。

以上が「駆逐艦 吹雪」の歴史でした!











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